有限会社ワタナベエレクトロニクス

Plug−E 電気自動車四方山話


»リーフも人も,熱中症

非常事態である。今年の猛暑は、酷暑という表現がぴっとりする。

リーフの夏バテ症状が、酷暑の日本列島各地で多数発生している。フニャン

ある新型リーフは自宅で満充電して気温35度の中、200km走行。出先の日産ディーラーで急速充電すると、30分掛かって充電量が半分にもならなかったという。ディーラーでは暑い日はこういった状況になるという。

大体、バッテリー温度表示が、このようになったら要注意です。 高価なバッテリーがご臨終にならぬよう、あせって無理に充電するのは控えましょう。冷静に!

日産にとっても連日40度近い酷暑になることは想定外だった。勿論、世界屈指の温度となる米国デスバレーなどで過酷な限界耐久走行試験を発売前に実施している。

リチウムイオン電池は50度になると寿命が短くなる、そうならないために、リーフには各種の安全機能があり、高熱にならぬよう防いでいるため、十分な充電ができなかったり、最高速度を抑えたりしている。

本件に関するニッサン側の見解を御紹介します。

http://evblog.nissan.co.jp/EV/2018/LEAF/503.html

長距離移動の多いお客様は、走行距離に余裕のある60kwバッテリーの新型リーフがお勧めです。

法定制限速度を大幅に超える、サーキットでの走行では、画像のようなバッテリーを冷却する作業は必要不可欠で、レースの勝敗も左右する。

弊社の見解では、簡単なバッテリー冷却用の、電動ファンをオプション用品として、販売すべきだろう。

電動ファン装置に氷を入れて冷たい風が送れればさらに良い。

この冷風機は、リーフに使用する以外にスポットクーラーとして使用できる設計とし、夏以外でも気温の高い時に、バッテリー等を冷やしながら充電すれば、裏技として、値段の張る電池寿命を伸ばすことができる。

少々気が早い技術ですが、コードレス給電では、受電器であるレクテナが高熱となるので、その冷却にもこの装置は利用できます。

尚、弊社のEV、GWは、肩口より空気を取り込み冷却します。

今回の猛暑は、リーフだけでなく、人間も参り、死亡者多数。

その理由のひとつが、クーラー室外機の排熱によるヒートアイランド化があり、弊社では、建物を水により冷やす上海ドラゴンを販売しています。

その排熱は地中に放熱を実施します。室外温度を高めるクーラーの使用量を減らします。




2017/7/10 弊社HPより

・電気を使わず、水で冷やす装置です

屋根散水で、室内外の熱環境を改善します。

太陽電池の、焼き付き防止にもご活用できます。

詳細はコチラのPDFをご覧下さい。




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