有限会社ワタナベエレクトロニクス

Plug−E 電気自動車四方山話


» 水素は水から, 作られているのか?

様々な燃料電池で消費されている水素、現在日本で流通している水素、実は、水から生成されているのは、 ごくごく少量です。

燃料電池で消費されている水素の多くは、石油、天然ガス、石炭, 副生水素より作られています。 水素の代表的な生成方法の一つに電気分解がありますが、これは大量の、電気を消費するため、日本では、なかなか採算が取れません。

水力発電に向いている水資源が豊富な、カナダ、スカンジナビア諸国などでは、電気分解による、水素製造が発展しそうです。日本では、例外的に屋久島が水力発電に向いており、そこそこの規模の水素プラントがあります。

将来的には、石油発掘の際の副生物から水素を得たり、製鉄には向かない泥炭から製造して、 遠い外国から専用船を使用して費用をかけて日本に運んで来る方法が検証されています。

ごく小規模な、水素の地産地消ということでしたら、弊社が販売している、小規模水素製造システム SGHも利用することが可能です。

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