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Plug−E 電気自動車四方山話


» ガソリンは、ガソリン自動車は,無くなるのか

石油の利用用途としては、まずはプラスチックなどの原材料として使用する。  将来、自然災害で太陽光が得られない場合の、備蓄燃料とするでしょう。 お国ごとの事情に沿って自動車のエネルギー源も、当分は、電気、水素、ガソリンが、3分するでしょう。

送電網が完備していない地域では、ガソリン車は、プリウスLPHVのような、PHVがお奨めです。モンゴルでは、当初はすぐ壊れると尻込みされていた、 プリウスですが、丈夫を実証したため大人気だそうです。極地では、メガクルーザーPHVが欲しい2。

現代のジェット戦闘機は、石油を撒き散らす代表と思われていますが、ご覧頂いている騒音ジェット戦闘機ホーネットは、燃料の半分はバイオ燃料です!! そのため、グリーンホーネットと呼ばれています。アメリカ海軍は、2020年ごろまでに軍で使用するエネルギー源の50%を同様のバイオ燃料に置き換えることを目指しています。

バイオ燃料は、再生可能エネルギーの普及で重要な役割を果たすと同時に、地球全体の二酸化炭素排出レベルに影響を与えないと言われていることから、 サスティナブル(持続可能)な社会を実現するための再生可能エネルギーとして期待を寄せられています。

しかし、その一方で総合的な二酸化炭素の収支や、強く懸念される食糧危機問題、そして実際問題としての経済性など、 解決しないといけない問題は確実に存在しており、徐々に実現に向けて動き出しているバイオ燃料ですが、その前途は順風満帆というわけではないとも言われています。

2007年、当時のブッシュ大統領はアメリカにおけるエネルギー政策全般の政策指針を定めた「2007年エネルギー独立・安全保障法」に署名し、同法案が成立しました。 この法律では、アメリカ国内に供給されるガソリンにトウモロコシやサトウキビといった原材料から作った燃料(エタノール)を混合することを定めるなど、 それまでの石油に替わる燃料を大幅に取り入れることを盛り込んだ法律でした。

しかし、これらバイオ燃料の製造には多額のコストがかるといいます。MIT Technology Reviewによるとバイオ燃料がコスト的に見合う採算ラインは 原油価格が1バレルあたり120ドル(約1万4500円)という水準とのことですが、米国はシェール油の生産も軌道に乗り、安全保障上の中東石油への依存度が大幅に下がりました。

2016年1月末時点の原油価格は1バレルあたり30ドル(約3600円)程度で推移しており、 さらには1バレル10ドルまで下落する可能性もささやかれています。バイオ燃料に注目が集まった2005年ごろは原油価格が高騰していたために経済的なメリットも存在していたわけですが、 現在となってはコスト面でのメリットは消滅したに等しい状態となっているとしています。

日本発の技術としては、ユーグレナ油があり,ご紹介します。

https://www.euglena.jp/solution/energy.html

ありがたいことに、毎朝我々は朝日を拝むことができます。 何かの大規模自然災害で、日光がなくなったら、太陽電池は発電できず利用出来なくなります。

これは、決してハリウッドお得意のパニック映画ほど、頻繁には起こりませんが、 過去には、想像図の如き地球全凍結という寒い事態も起こっています。  うーん クール過ぎます。

そのような事態が、将来世代に起きても生命が維持できるように、石油資源は倹約して利用するのが、 後世への現代人の義務です。


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