有限会社ワタナベエレクトロニクス

Plug−E 電気自動車四方山話


» 優れたデザインの紹介を続ける理由。これは、著名自動車評論家の意見です。

■「スペック以外」の魅力を

充電インフラの整備が徐々に進む中、EVという商品自体の問題が焦点になっていきそうだ。一つは価格。1台300万円以上する販売価格はガソリン車に比べて割高だ。

もう一つは「クルマ」としての魅力だ。米国では、EV専業のテスラ・モーターズが開発中の小型セダン「モデル3」は予約受け付け開始から1週間で32万台を超える予約を得ている。

テスラの車は、そのデザイン性などから「クール」という評価を得ており、そんな評判が人気を呼ぶ一因とみられている。

自動車は結局、デザインなどの好みが購入動機を左右する「嗜好品」の性格が強い。

環境性能のスペックばかりを競っても、消費者を引きつけられないのかもしれない。逆に、環境性能以外の面でも消費者に魅力的な車が登場すれば、日本でもEV人気に火が付く可能性はある。

» Plug-E 電気自動車四方山話へ戻る