» 自動運転バス実証実験
東急バス株式会社（本社：東京都目黒区、取締役社長：古川 卓、以下、「東急バス」）と東急株式会社（本社：東京都渋谷区、取締役社長：髙橋 和夫、以下、「東急」）は、多摩田園都市エリアにおいて自動運転モビリティの実証実験（以下、「本実験」）を実施しました。
車両は、信頼の日本のTAJIMA製6人乗りEVバス、車幅は、１．５ｍしかありませんが、お客の昇降のために道路左側に停車していても、写真のように車線の右側に十分な通行スペースがあり、あまり交通を妨げません。
試験している写真の一般道の片側道幅は３．５ｍで、停車すると残りは２ｍ、大型乗用車は幅１．７ｍ位なので、あまり反対車線にはみ出さずに、バス横を走行できます。
色々な安全基準を満たした結果の巡行スピードは、最大１９ｋｍ！！！！、遅い。。。。。しかし、徒歩の速度は４～５ｋｍなので、気が付くとずっ～と遠くに行っています。EVバスの車両はTAJIMA製、さすがにしっかりできています。
現在は社会実験のため、無料ですが、スマホを使って電子マネーで乗車賃が支払えるといいです。乗車予約もスマホで行っていました。ナンバーも白ナンバーが付いています。評判も上々で、実験期間中の乗車率は、８割以上、300名以上の方が乗られたようです。（一般乗客の画像はプライバシー保護のため非掲載、でも皆さんニコニコ顔でした。）
ＥＶバスは静かなため、終バス後の運航や、早朝便の飛行機に乗るためのもより駅ターミナルまでのバス運行には最適でしょう。この時間帯は、交通量が少ないため、派手な灯火を点灯すれば、目立って安心です。深夜の街の防犯にもなります。自動運転ならば、早朝深夜の多くの運転手さんの手配も不要です。やはりと感じた知見は、自動運転モビリティの実証実験を実施したら、実際にバスの運転手さんはバスの運転以外に、実に様々な業務を、日々の運航で淡々と黙々と行っているということです。素晴らしい。東急バスの社内では、「サービスクルー」という呼称もあるようです。
今回のバスの充電は、どこでも充電できる１００Ｖですが、やはりそんなに値段も上がらないので、２００Ｖ/１６Ａの充電コネクターを追加すべきでしょう。
実験車周回コースは、直進車に対する注意が必要な右折が無く、ラジコンにもある、左折のみです、交差点をきれいに曲がって行きます。少しずつ、運航の難易度を上げていく今回実験の慎重さが好印象であります。
お願い。東急バスは、最近交差点での左折右折時の安全確認が少々長過ぎるようです、横浜市民は判っていても、交差点はもう少し早く回らないと、他の交通事故を引き起こす遠因になりそうです。
今回の自動運転で使用しているライダーなどの警戒機器も、安全確認に既存のバスに導入したら良い所取りになります。
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