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Plug−E 電気自動車四方山話


» 富士モータースポーツミュージアムが、2022年10月オープン




富士モータースポーツミュージアムは富士スピードウェイホテルの吹き抜けエスカレーターの周囲1階と2階に位置し、時代を象徴するレーシングカーが約40台入れ替わりながら展示されています。

「いいクルマづくり」「モノづくり」の視点で、開発に携わった人々の熱い想いやこだわりが表現されたミュージアムで、モータースポーツの魅力や素晴らしさを、ゆったりとした空間でご堪能いただけます。

日本での有数の歴史を持つサーキット富士スピードウェイ、資料提供する車図書館のような富士モータースポーツミュージアム、高級ホテル、富士スピードウェイホテルでの宿泊、飲料の提供、これらの要素を有機的に活動的に結びつけることにより、相乗効果を発揮する事業をご期待下さい。

お互いに競い合う大多数の日本の自動車メーカーの名車が見れ、メーカー毎の個性が、富士モータースポーツミュージアムで激突しています。有名外国メーカーも出展しており、クラッシクカーと現在の車との違いに驚くばかりです。見学者の感想では、普段、メカには男性ほど興味を示さない女性にも、解りやすい紹介となっているそうです。何回か、自動車には停滞もありましたが、進化の歩みを感じます、EVを筆頭に、次は環境車、どんな展開になるのでしょう。未来の技術の一部は弊社でも特許取得しており、弊社HPにてご紹介しています。

トヨタの歴史紹介のCMでも、画像のように筆頭に出てくる、初代MR2がトヨタ単体の歴史のなかでは、一番の名車でありますが、タイムトライアル車両が展示されているトヨタ2000GTも、トヨタとヤマハの2社の技術の良いとこ取りをした、日本名車であります。

皇太子時代の平成天皇陛下に、お褒めいただいた車という栄光は全く別格です。弊社でもずっとトヨタにお願いしていた、在庫が無かった旧車向け車検用部品の供給も、トヨタ2000GTにおいては始まり、今まで不当に低かったと感じていたこの名車の中古価格も、自動車に相応しいものとなるでしょう。尚、納車待ちの人気ですが、スーパーレプリカも、お手軽な価格で存在します。更なる希望は、耐久性のあるホイールを2000GTの普段履き用に、メーカー純正部品として製作し、販売していただきたい。

又、エアコンが不調なため、エンジン全開以前に、夏の、窓全開走行を強いられているユーザーに、エアコンまたはクーラーの部品等をご提供いただきたい。これらは改良されながら50年以上現役でこれからも乗られる車に相応しい。

写真の目立つ黄色(ボンネットの緑は防眩のためでしょう)の展示車両は入念な調査のもと製作された耐久走行世界記録達成車で、車幅が販売された車より大きく、挑戦するため特別に誂えた迫力ある外観が再現されています。

市販された車幅1600mmのトヨタ2000GTの流麗華麗な芸術的デザインとは車形が異なります。

(添付の資料画像は、同館の許可の元、通常展示では閉めている運転席ドアを、開放状態にして撮影した技術検討用の画像です、先達の情熱と創意工夫の数々が偲ばれます。)

1600mmという車幅は、現在では、コンパクトカーの車幅で、実は名機トヨタ2000GTは、小ぶりな美人です。しかし、スポーツカーは、方向転換時の左右の慣性モーメントを最小にするために、小ぶりなのが、お約束です。

フェラーリディーノも、カウンタックLP400も、アストンマーチンDB5も、ロータスエランも、ポルシェ911などなどもみな実際には小ぶりなのは、そのためです。

展示されている車には、レプリカもあります。レプリカといっても、外部の試作屋などの専門業者が、美しく製作したのではなく、製造したメーカー自身が、資料や図面、恥ずかしがる技術系関係者への入念過ぎる聞き取りを元に作り上げた車であり、クローン、スーパーコピーといった、分類、属性の自動車です。しめた!!思いっきり走らせてぶつけても、怒られない。こらこら、貴方そういう妄想はいけません。

是非早急に展示して欲しいのは、初代プリウスと、初代リーフのレース仕様車です。弊誌の仲間でもある、欧米の辛口が過ぎる自動車評論家もこの2台の車の持つ、進歩性、自動車史の中での価値は認めているからです。

他に、展示して欲しいのは、富士スピードウェイを沸かせているスープラ、フェアレディ、NSXのレース車両です。 これらはエンジン車ですが、自然エネルギーを使い製造する公害の少ない合成ガソリン価格の低減具合では、走れる時期が伸びます。旧車愛好家が払える値段が合成ガソリンの目標価格です。

民間ヘリポートを是非整備して欲しい、長い運用実績のあるヘリポートが、周囲の民家にほとんど影響の無い敷地内にあります。

11月5日に成功裏に終わったイベント、「富士山花火」が筆者がたまたま閲覧していた、富士スピードウェイの、公式HPのレース・イベントカレンダーでは、11月1日迄、記載が無かったのは、大きな手違いではなかったでしょうか?

大半の日本人にとって、富士スピードウェイの名前は、聞いたことがありますが、どこに在るのかも判らず、行ったことも勿論ありません。そのような現況を改善すべく、興行としてのレース場の運営、EVなどの技術、高級ホテルの管理という全くことなる分野を有機的に繋げ相乗効果を実現するコンサルタント業務は、長い経験と、深い知識を持つ弊社にご用命下さい。



   


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