有限会社ワタナベエレクトロニクス

Plug−E 電気自動車四方山話


» 大人気のトヨタシーポッドを運転しました




展示予定、 横浜中央卸売市場本場で7月17日(土)

「電気自動車は簡単に作れる」という俗説がまかり通っていますが、それは大きな間違いです。似たようなEVは世界中で一杯在りますが、トヨタでなければ作り得ない高品質をシーポッドは備えます。あの独創的な家電メーカーダイソン社が、製造を断念したのは、正しい経営判断です。

日本メーカーも頑張らないと競争に敗れるくらい大変な経営環境です。シーポッドの駆動はRC(仮称)というべきなのか、後輪駆動で重心は中心にあるため、パワステ無しでも狭い道の取り回しは最高、非力な女性にも楽々、しかも静か。早朝、深夜の配達業務に最適。

ミッドシップエンジン車のような大きなフロントバルクヘッドを持ち、車体の剛性感があります。試乗車の使用するエコピアタイアとの相性も良いです。

ECOPIAはEP150、サイズ  155/70R13 75S、シートも大変結構。ナンバーも記念番号の公道走行中の ちいポッド の、周囲からの注目度は今ひとつで、残念でした。

今までの超小型EVは、ドアが無い車両が多く、吹きっさらしでしたが、1m以上ありそうな、通常車の大きさの左右ドアがあり、試乗当日、豪雨でしたが、平気平気。3分割された側面窓の、中心の面白い窓は、無段階に開きます。尤もクーラーもトヨタシーポッドG型には標準ですので、あまり窓は開けません。(エアコンではありません。)ただ窓の支柱枠との黒い固定部品は、大きく目立ち改良が要ります。

極小の車でも、優れたデザインのテールゲートは、人が立って作業ができる十分な開口での高さを持ち、雨に濡れずに、荷物を出し入れできます。

日本では、軽自動車が圧倒的に売れていますので、この超小型モビリティカテゴリーの車種も極めて重要。(2020年)9月、国土交通省の規則改正によって創設された軽自動車の新区分「超小型モビリティ(型式指定車)」とは、従来の軽自動車よりも小さく1?2人乗り、一般公道のみ走行可能で非常に手軽な移動の足。一方高速道路は、軽自動車と違い走れません。

すぐ簡単に、競争力のある超小型モビリティ(型式指定車)の新商品は作り出せません。一般人に、公道でどんどん走ってもらい、大幅な改良が加速するための生産台数の上積みを期待します。完成度は既に相当高いですが、トヨタシーポッド自体の大規模改良も実施します。

写真でご紹介した卸売り市場内での、輸送用途なども考えられます。その場合は、助手席を折り畳んだり、取り外して荷物台にするとか、全周が見れるカメラを取り付けたり、自動で配送する機能を開発追加するなどになります。登録した市場関係者向けに、カーシェアも需要を調べたいところです。

シーポッドは、救電ができる防災用品で、写真の助手席下部のコンセントより、1500Wの交流が出力できます。―40°まで冷やせる320Wのディープフリーザーが使用でき、防災用には、700W〜1000Wの電子レンジが使えそうで、現在各方面に調査中です。

公設市場は、防災拠点であることが多いので、その防災センターや、出店している飲食店には、EV、FCVより給電を受ける受電口と配線が必須です。

トヨタシーポッドに関する充電装置や配電の各種電線工事も、弊社にご用命下さい。

◎恐縮ですが、シーポッドで改善を要望するのは。。。。

〇最高速度は60kmでいいですが、もう少々の加速ができるアクセルの味付けが必要です。勾配のきつい坂では止まらないが、遅い!。

〇画像のポルテのような助手席の仕組み。

〇助手席前のダッシュボード内部と、権威ある車検証を保管するために、運転席シートの背面に中身の見えない収納部が欲しい。

〇オプション品で時計付き、Wifi多機能ラジオが欲しい。

〇外部電源で、作動する、車室内の予熱、予冷装置。

〇ビィークルパワーコネクターは、先端部分のみがオレンジ色が好ましい。

〇超軽量の上部構造材を追加して強度を確保したうえで、気分によって屋根を取り外せ、オープントップ車にできるようにする。車体色のラッピングもオシャレにする。

宜しく、、、、、



 

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