浮かぶEV FOMM その1 |
皆さんご存知でしょうが、緊急時に水上走行が可能なEV、FOMM ONEが、価格低減の切り札、待望の大規模生産をいよいよ開始します。
関係者の皆様、大変苦労様でした。オメデトウございます。
価格は、努力していますが、1台日本円で、大体200万円するそうです。
タイは現在のところ、EVに対するタイ人消費者がEVを購入する際の補助金が未整備なため、この値段は少々高い気がします。購入補助金の財源に、日本からの援助金を回せないものでしょうか?
御紹介している緑色の画像が、量産型モデル、「FOMM ONE」であります。金色は旧型です、防水用の2重パッキンをしっかりご覧下さい。
◎なぜ、水上走行能力が、どうしてもタイでは、求められるのか??
タイでは、雨季に洪水が起きることがしばしばあるからです。日本企業も洪水で、操業停止となった2011年の大洪水もありました。
タイは日系企業の進出が3100社以上と多く、アユタヤ県、ローヂャナ工業団地に工場を構えるホンダ、ニコンの他、トヨタ、日産など大手自動車メーカーやソニー、東レ、TDK、チョンブリ県のクボタなど多くの被害が報告されており、10月22日までに日系460社が被害を被りました。
更にタイは、自然豊かなので、野生の毒へびやワニもいるようで、ワイルド、Wild。 怖い、危険。
雨季の洪水の時は、養殖されているワニが逃げ出して、注意報が出るようです。
タイ人ですもの、その程度のことではへこたれませんが、そんな、水の中を歩くのは、やはり危険なため、洪水発生時には、水上走行が可能なFOMMは、救世主となる筈です。
あくまで非常用機能ですので、メーカーHPによりますと、水浮上後は念のため、保守整備が必須です。
しかし、弊誌では、アヒルモードとよんでいますが、カエル緑色のFOMMの水上走行中の雰囲気は、お風呂用のアヒルの如くプーカプーカと浮く姿、カワイイ、萌えます。 尚、写真の巨大アヒルは、広告用のFOMM特別タイプでは、御座いません。
浮かぶEV FOMM その2 |
2021年は、ドイツでも、アメリカでも大規模な洪水で死者が多数いらっしゃいました、需要が創出されたのですから、左ハンドルの輸出仕様車の投入も必要。
FOMMは、防災用品として、各自治体での導入は必須です。そのオプションには、車両外板への救難用途の掴み手などの増設が要ります。
既存の電動ウォータージェットのオプションも水上速度向上に必要です。更なるオプションとして、透明度の無い水中の障害物は見ずらいので、既存の魚群探知機を改良した、海底障害物回避機構も必要でしょう。
弊社のCgESも活用し、避難所での、電源としても利用しましょう。
日本での価格は250万円、現在は補助金が13万円ですが、FOMMは防災用途に使えますので、特別枠の補助金補助金を設け金額を増額すべきです。
FOMM社では、開発を加速するために必要な資金を、募集しています。
朝日新聞掲載の、プロらしい簡潔で判りやすい記事をご高覧下さい。